「ろくじょー!」
「ろくじょーどこー!?」
僕はあれからろくじょーを探しに校内を走り回っている。
「エ、中道くん!六条さんは学校来てないよ!?」
そっか。
ろくじょー来てないんだ・・・。
諦めて教室に戻ろうとしたところで彼女と始めて会ったときのことを思い出した。
―――・・・・・
「あー・・・・学校だるいな・・・・・はぁ。」
僕は日曜日だというのに講習会のおかげで学校に来ていた。
すると、何が起こったのかは知らないけど彼女に絡まれた。←
「お前・・・!!学校に来れてるだけいいだろ・・・・ッ!!」
といわれて近くにあった文芸部部室に連れ込まれて最初に戻る。
―――・・・・・・
という訳だ。
今考えると有り得ない。
すごく有り得ない。
僕はバカだった。
<続くー★>
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